去る11月23日（日）9：30から16：00まで、奈良県庁舎主棟前回廊および奈良公園バスターミナルにて『第35回奈良技能フェスティバル』が開催されました。技能フェスティバルの主催は奈良県職業能力開発協会と奈良県技能士会連合会です。

【フェスティバル事業】として『展示・啓発・販売・体験等』が行われ、【若年技能者人材育成支援等事業】として小中学生を対象に『ものづくり体験教室』が行われました。

奈良県瓦工事業協同組合としては、架台を使った「かわらぶき体験」を実施しました。日本瓦を小学生・中学生に葺いてもらい（並べてもらい）、ビス留めをし、瓦カッター（押し切り）を使った瓦加工もしてもらいました。その後、実際に瓦を葺いた屋根（架台）に乗ってもらいました。これは若年技能者人材育成支援等事業として「ものづくりマイスター（熟練技能者）」による指導の下、行いました。

奈良県瓦葺技能士会としては、昨年と同様に軽トラガーデンの展示と飾り瓦の販売を行いました。

かわらぶきものづくりマイスターを含む組合員と技能士会員の総勢8名が参加し、かわらぶき体験では、小学生が28名体験してくれました。

体験者にはアンケートも記入してもらったのですが、「ビス留めするのが楽しかった。」「瓦の加工で綺麗に割れた時、気持ち良かった」「家を作るのに、いろいろな苦労があるのを知ったので良かった」など、大変好評でした。

軽トラガーデンでは、写真を撮影されている一般客の方もおられ、飾り瓦（干支瓦等）も購入していただけました。

参加されたみなさま、お疲れ様でした。ありがとうございました。